2013年04月26日

「ことば」から

サラ・ケインのテクスト「洗い清められ」との新たなる挑戦として、「ノンバーバル」上演を掲げている04の作業なのですが、

今日、大学時代の先輩である梅山いつきさんとバッタリ会って、立ち話をしていたら、『浄化。』(2011年12月上演/cleansed project02)で、「これが見たかった」と思ったというようなコメントをもらって、これはすごく嬉しいことだと思ったのです。
今、あらためて、ワークショップ、とか、即興、とかいうことばを使って作業を組みたてているわけなのですが、良し悪しの判断は「見たこともないものをつくる」これしかないな、と。何度も宣言し直さないと、ふと忘れて、カッコのつく、都合のよいところに落ちつけてします。それは“っぽい”ものでしかない。つまんない。

今までのクレンズドプロジェクトでは、『クレンズド』『浄化。』『洗い清められ』すべての上演で、サラ・ケインのテクストに最大限忠実なアプローチをし続けてきました。で、今回は、気持ち的にケインのテクストに背くつもりではないけれども、今回「ことばで語られるテクスト」ではないテクストへの挑戦をしてみようというわけなのです。そうすると、ケインの強靭なテクストが観客席の耳を通して脳に到達するということではなくなるわけなので、おそらくこれまでの上演ではもっとも破壊力を持っていた「ことば」というものをある種、放棄してみようか、というところがスタートなわけです。

これは大変なことになります。
そしてこんなに楽しいことはありません。
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2013年04月17日

2013年活動予定と。。。

<2013年クレンズドプロジェクト予定>

8月 香港にて、試演会
12月 Cleansed Project 04 "Body Perfect"
   東京 space EDGE・京都芸術センターにて上演
   ※上演詳細はもう少しお待ちください!


さて、今月は3日間ほど新作"Body Perfect"に向けてワークショップをしました。
12月の出演者、綾乃ちゃんは現在パリにいるので、お稽古は4人。
辻田さん、滝本さん、武田くん、そして光介さんです。
この3日間というか、この3ヶ月間のテーマは「即興」。
こうやって書くと、今更?って思われるかもしれません。

今更。やっと。
そんな感触です。
3年間かかけて『洗い清められ』を上演して、
ここでもう一度サラ・ケインのClensedを読みはじめます。

『洗い清められ』の上演後、私の巨匠、佐伯隆幸さんは、
Cleansedは間違いなく、女性の劇作家による最先端の戯曲だ、
と言っていました。

ふぅ。
そんなCleansedに、ついに、
「ノンバーバル」上演として作業を始めます。
これも、「翻訳劇」としての大きな挑戦です。

by tomoco
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2013年02月14日

2013年の決意?!

バレンタインデー。
午前中から、舞台監督の伊東さんと久しぶりのミーティング。
今年の上演について、今のところの演出プランというか、ほとんど決意表明にちかいもの。。。

今回は初めて、上演用の台本を書いて作品づくりに取り組みます。
2月に入ってから少しずつ少しずつ書いて書いて。
書いては寄り道の繰り返しでゴールがまだ見えない作業なのですが、
3月末には最初の台本を仕上げるつもり。
こんな作業は初めてなので、楽しくやっております。

改めて、サラ・ケインの「クレンズド」という戯曲の凄さをまた知ってしまったり。
ケイン自身がアウシュヴィッツのためにこの作品を書いたというのはこのブログの中でも何度も触れてきていることですが、
その応答の仕方にあらためて目を瞠るのです。
ひとりひとりの人物造形というよりは、登場人物たちの繋がりの中から生まれることばがすさまじい。
ことばそれぞれはすごくシンプルで、嫌味もない。
でも、語られた時に「わっ」と拡がる、錯覚のようなことばたち。
上演用の台本なんて、どうやってこのことばたちに応答しようか。

2010年「クレンズド」、2011年「浄化。」、2012年「洗い清められ」の3年間の活動の先にまだまだ続くクレンズドとの協働作業。
今年どころか、2014年の構想まで喋って一息。
「いったいいつまでやるつもりなのか、自分でもわからなくなっちゃった。」
伊東さんが「いいんじゃないですか。」といつもの調子でひとこと。

脳内劇場で夢がひろがる、、、まずは、今の作業を確実に。。。

by tomoco
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「崩壊寸前」

クレンズドプロジェクト企画者のひとり、辻田暁が所属する「21世紀ゲバゲバ舞踊団」の公演情報です。
クレンズド01に出演してくれた伊佐千明さん、02・03に出演してくれた井上大輔くんも出演。
そして、クレンズド01〜03に参加の舞踏家、武田幹也くんが客演しております。
是非、ご覧ください。
ホームページでリンクがうまくできなかったので、情報をコピーさせていただきました↓↓↓

【崩壊寸前】

▼振付・演出・出演
21世紀ゲバゲバ舞踊団
(伊佐千明 井上大輔 入手杏奈 北川結 辻田暁 遠江愛 矢嶋里美 名取秀樹(振付・演出のみ))
武田幹也(客演)

▼スケジュール
2013年2月15日(金)〜17日(日)
15日 20:00
16日 14:00/18:00
17日 14:00/18:00
※全席自由席
※受付開始会場は開演の30分前

▼チケット料金
一般:\3000 U25(25歳以下):\2500
※当日券は\500増し
※U25の方は身分証明書をご提示ください

▼会場
nitehi works
〒231-0056横浜市中区若葉町3-47-1
※京浜急行 黄金町駅 徒歩5分
※横浜市営地下鉄 板東橋駅 徒歩5分
※横浜市営バス 曙町3丁目 徒歩2分
※JR 京浜東北線 関内駅 徒歩15分

▼ご予約・お問い合わせ
予約フォーム:https://ticket.corich.jp/apply/41548/
TEL:080-3559-4174(もちだ)
mail:gebageba.21st@gmail.com
※メールでのご予約は、@お名前Aご希望日時B人数Cご連絡先(電話番号)をご記入の上、お送りください。
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2013年01月21日

2013年クレンズドプロジェクト04への挑戦

早いもので、新年もあっという間に3週間がすぎ去ってしまいました。
いかがお過ごしですか?

『浄化。』から1年、
『洗い清められ』から半年、
今年は12月に新作『body perfect』を上演予定です。
3年間かけて向き合ってきた、サラ・ケインのテクスト“Cleansed”への
新しい挑戦が始まります。

出演者やスタッフとの打ち合わせ、そして、
ケインのこの強靭なテクストとの格闘が始まっています。
ひとまず、3月末までに今回の上演のためのテクストを作成。
山積みの参照資料を横目で睨んで、20代最後の大仕事!

by tomoco

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2013年12月上演
cleansed project 04
“body perfect”

テキスト サラ・ケイン
翻訳 近藤弘幸

構成・演出 川口智子

出演 辻田暁、武田幹也、鈴木光介、綾乃、滝本直子

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2012年10月06日

秋です。お知らせ。

ずいぶんと書込みのないまま、久々の日記です。

『洗い清められ』初夏の上演から、あっという間に秋になってしましました。
涼しくなりましたね。

さて、クレンズドプロジェクト04はひそかに進行中ですが、
04メンバーに出した宿題、みんなやってるかな。。。
来年、どのような形で活動をしていくかはまだもう少し時間が必要なので、
是非、気長にお付き合いいただければ嬉しいです。
公演から時間も経ちましたが、いろいろなメッセージや書き込みをいただくことがあり、
本当に嬉しいです。観て頂けたこと、そして、時間がたってからも、
そのことを共有してくださること、感謝いたします。

さて、ブログへのアップが遅くなりましたが、
飯名尚人さんに編集していただいたダイジェスト映像をYou Tubeで公開していますので、
是非、観て頂けたら嬉しいです。
この映像はspace EDGEで夜に撮影したものです。
お昼の回や京都の会場とはまた全然違う雰囲気です。

厚かましいお願いですが、またコメントなど頂ければとても嬉しいです。
よろしくお願いします。

よし、がんばるぞー!

by tomoco

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2012年06月27日

03、そして04へ!!

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写真:青木司  


クレンズド01、02そして今回も、青木さんのお写真。
撮影は25日(金)の夕方4時〜の通し稽古で。
バックの自然光と、前からの舞台照明とで不思議な感じ。
ワンショットの映画のようだ、と思ったり。

今日、京都ぶりに、舞台監督の伊東さんに会う。
今年のこと、そして来年に向けてのこと、いろいろ。
京都での作業が、やっぱり、来年のスタートであることを確認。嬉しい。
さってと、来年にむけてムズムズしてきたぞー。

by tomoco

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2012年06月17日

2012 clenased project 上演活動終了しました。

6月13日・14日、京都芸術センターでの上演も終了して、
クレンズドプロジェクト03『洗い清められ』
2012年の「上演活動」はすべて終了しました。
6月15日(金)、照明プランの横原さんと、音響スタッフの勝見さんと、
3人で「土」と共に、ハイエース1台で東京に戻る。深夜。
本当に想像以上にドラマチックな旅公演でした。
自分の作品としては初めての旅公演。

京都芸術センターの川崎さんと、西田さん
平日の公演ということもあって、ハード面からソフトにいたるまで、
本当に丁寧な対応をしてくださり、京都で作品がもうひとつブラッシュアップされました。
マレーシアの照明家、サンディーさん。
まるでわたしたちのクルーのように一緒に作品をつくってくれました。
ひょんなことから打ち上げの会場を提供してくれた世界のスープ『セ・デュール』さん。
すてきな風呂敷とアヴィニョン演劇祭のお話を聞かせてくれた『唐草屋』さん。
泥だらけの私達を笑顔で迎えてくれた町家ゲストハウスの『錺屋』さん。
そして、
演劇における空間性の話をしてくださった1日目トークゲスト田辺剛さん。アトリエ劇研の見学も叶いました。
そして、私達に大きな力をくれた、2日目ゲスト、コリオグラファーの北村成美さん。7月に東京でお会いできるのを楽しみにしております!

たくさんの方の協力をいただきて、
たくさんの方に出会って、
本当に素敵な旅公演でした。
来て下さったお客様も、
京都在住のお客様、新幹線にのって遠くからいらっしゃった方々、
私のデビュー作からみてくださっている方、ふらっと通りかかってのぞいてくださった方、
本当にありがとうございました。


さて、ここからのclenased projectは
名称から2010-2012の年号を取り、
来年に向けて再出発を切りたいと思います。
2年間かけてゆっくりと集めてきたメンバーとは
「劇団」という形ではありませんが、まだまだ協働作業を続けていきたい。
これが大きな理由です。
サラ・ケインの戯曲『洗い清められ』とともに、
もう少し作品創作をつづけていきたいと思います。
2013年、上半期、
どこかでクレンズドプロジェクト04『(タイトル未定)』お目にかかります。

2010年7月、
このプロジェクトを発進させた時には
このような展開を迎えるとは思ってもみませんでした。
今、劇場空間でやるべきことが何なのか、
大地を、この足で踏みしめて、取り組んでいきたいと思います。

ここまでお付き合いいただきました皆様、
本当にありがとうございました。
そして、是非、これからも
クレンズドプロジェクトにあたたかいご支援を賜りますよう、
心からお願い申し上げます。


カラダ 祈りのことばを切り刻んだ
脳を焦がす太陽の光を浴びながら
コンクリートの地面に身を横たえ、地球の音楽に耳を傾けた
脈拍 死者の足音 牢獄へと向かうカーニバル

愛する人へ


川口智子
鴎座フリンジ企画
クレンズドプロジェクト 企画・演出
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2012年06月08日

02『浄化。』ダイジェスト映像

京都公演は来週6月13日(水)と14日(木)19:00〜
京都芸術センター「講堂」で上演します。

2011年12月に上演したクレンズドプロジェクト02『浄化。』
ダイジェスト映像を再掲!
撮影・製作は、飯名尚人さん。
劇場とは一味ちがう映像をお楽しみください!

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2012年06月07日

東京でのお稽古も修了!


今日は、前回と同じく新木場の体育館にて、東京での最後のお稽古がありました。

バーレッスン
それから、
音楽とダンスの練習。
最後まできちんと丁寧に、細かく、積み上げる。

そして、通し。

京都公演は東京公演後という順番になるので、つまり再演と考えればいいのだろうか。
空間や環境が変わるので、もちろん東京公演がそのまま移動するわけではなく、新しい作品とも考えられる。
しかし、京都公演にはやはり、繰り返される、反復されることの意味が付け加わるはずだ。
なぜ、京都でもやるのか。
京都での舞台だけではなく、東京だけではなく、東京でやり、京都でもやる。
稽古も含め、幾度もの反復がなされてきた。
稽古が始まって以来の歴史を背負って、京都へ行くのだ。


しぶや






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